施食会と永代供養会

副住職です。

先日8日の當寺施食会、翌9日の永代供養会のかたづけも終わり、本堂の仏具も通常の形にもどして終わりました。當寺は小さなお寺ゆえ、納戸なども少なく、施食棚も折りたたみ式の物を使用したりと準備とかたづけに少し時間がかかるのです。

今年も8日の施食会は沢山の檀信徒の皆さまがお集まり頂きました。当日朝から準備をしていると、どんどん気温が上がってゆくのを感じ、慌てて扇風機を用意致しましたが、當寺の狭い本堂に多くの皆さまがいらっしゃいましたので、少し暑い思いをされたのではないかと申し訳無く思います。ですが、その中で皆さまご一緒に法要を営んで頂き大変ありがたく思います。

翌9日の永代供養会は、當寺永代供養墓「禪友」に入ってらっしゃる故人様のご家族の皆様にご案内させて頂き、本年より厳修させて頂きます行事です。ちょうど1年前位に完成した永代供養墓ですので、ご利用されております方は数家ですが、ご案内させて頂きました皆様全員がご来山頂けましたのには少し驚きました。本当に感謝致します。

大きなご寺院様のように、當寺は大々的に行事を執り行う事が難しい環境にありますが、毎年少しづつでも良い行事に出来るよう精進させて頂きますので、また来年の施食会、永代供養会の際には宜しくお願い致します。

合 掌

ご本寺開山忌と降誕会

副住職です。
先日の5月5日は、ご本寺である広徳寺様の開山忌へお伺い致しました。
開山忌とは、ご本寺をお開きになられました大路一遵大和尚様へのご法要です。毎年この日に多くの門葉ご寺院の方々がお集まりになり行われます。同日、開山忌に先立って降誕会(お釈迦様の誕生日のお祝い法要)も行われます。

降誕会とは「花まつり」とも言われており、當寺では先代住職の頃に略儀ながら降誕会を行い檀信徒の皆さまに甘茶を供えて頂いておりましたようです。現在では諸事情により法要の形をとった事を出来ないでおりますので、ご本寺様にてこのような法要のお手伝いをさせて頂けるのは、私にとって貴重な経験となっております。

合掌